クラーク株式会社の歩み 第1期
森末時代 1973年~1983年
繊維商社での20年余の勤務を経て坂倉芳三が妻英子と名古屋市中村区森末町にて起業、資本金は百万円でした。
それまで牛乳販売店であった築20年以上の古い建物でした。住居兼店舗で、1階が倉庫及び事務所、2階が住居でした。第一次石油ショックの混乱の中、昼も夜も休日もなくがむしゃらに働いての立ち上げでした。
ネットの生地を仕入れて、それをお客さまのご要望に従って裁断、加工し、お届けする「ネットのテーラー」として産声をあげたわけです。
また、ちょうど中央高速道路の建設工事の時期で、現場の法面への落石防止ネットの取り付けなどでお役に立ちました。
そして、末期には加工端材を利用した一般消費者向けガーデニング用(当時は「家庭園芸用」とよばれた)ネットの開発にも注力し始めました。
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中央道 建設当初の
落石防止ネット設置工事
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